治療は自宅でOK 花粉症の根治薬「シダトレン」の効き目

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 これはアレルゲン免疫療法と呼ばれるもので、従来は注射によって治療薬を投与する皮下免疫療法が主流だった。シダトレンは注射を使わない舌下免疫療法で行う。

 患者の負担はぐっと減るのだ。

 試してみたい人は、まずは同薬を扱っている耳鼻科に行き、アレルギーの確定診断をする。スギ花粉によるものだと分かれば、治療開始だ。といっても、やるのは自宅である。液状の治療薬を舌の下に置き、2分間待ってから飲み込むだけでオーケーだ。

 治療開始後の通院は、最初と2週間後、その先は月に1度で済む。

「まずは2週間かけて少しずつ量を増やし、ピークになってからは毎日同量を取り込むことになります。これを3~5年続ける必要があるので、患者さんによっては毎朝、新聞を読む前に投与するなど、生活習慣に取り入れる工夫もされているようです」(同)

 現在の液状のタイプは冷蔵保存が必要なので持ち運びが難しいが、錠剤のタイプも承認済みで、薬価が決定すれば販売される予定。ただし、スギ花粉が飛んでいる時期は、過剰摂取によって症状が重症化するリスクがあるため、治療を始められるのは最短でも6月ごろになる。そのころまで覚えていて、トライすれば、来年は過ごしやすい春になるかもしれない。

【連載】後悔だらけの花粉症対策

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