治療は自宅でOK 花粉症の根治薬「シダトレン」の効き目

公開日: 更新日:

 これはアレルゲン免疫療法と呼ばれるもので、従来は注射によって治療薬を投与する皮下免疫療法が主流だった。シダトレンは注射を使わない舌下免疫療法で行う。

 患者の負担はぐっと減るのだ。

 試してみたい人は、まずは同薬を扱っている耳鼻科に行き、アレルギーの確定診断をする。スギ花粉によるものだと分かれば、治療開始だ。といっても、やるのは自宅である。液状の治療薬を舌の下に置き、2分間待ってから飲み込むだけでオーケーだ。

 治療開始後の通院は、最初と2週間後、その先は月に1度で済む。

「まずは2週間かけて少しずつ量を増やし、ピークになってからは毎日同量を取り込むことになります。これを3~5年続ける必要があるので、患者さんによっては毎朝、新聞を読む前に投与するなど、生活習慣に取り入れる工夫もされているようです」(同)

 現在の液状のタイプは冷蔵保存が必要なので持ち運びが難しいが、錠剤のタイプも承認済みで、薬価が決定すれば販売される予定。ただし、スギ花粉が飛んでいる時期は、過剰摂取によって症状が重症化するリスクがあるため、治療を始められるのは最短でも6月ごろになる。そのころまで覚えていて、トライすれば、来年は過ごしやすい春になるかもしれない。

【連載】後悔だらけの花粉症対策

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ