新型出生前診断<2>あくまで非確定的検査 陽性なら羊水検査

公開日: 更新日:

 NIPTは、精度が高いといっても、あくまで非確定的検査。陽性が出たら羊水検査などの確定検査が必要になる。無認可施設では、遺伝カウンセリングが不十分なだけでなく、確定検査をしない施設もある。それで妊婦が安易に中絶を選ぶという事態が起こるのだ。

 認可施設では、検査前後のカウンセリング、確定検査、心理的ケアを含めた妊娠経過中のフォロー、小児科との連携などが実施できる体制が整っている。

 NIPTが一般診療になっても、実施できる施設には同じような体制が求められるだろうという。

「NIPTの一般診療化で、妊婦さんの出生前診断の選択肢が増えることになります。従来は出生前診断を希望する多くの妊婦さんが羊水検査を受けていました。偽陽性率の低いNIPTによって、多くの妊婦さんで羊水検査が回避できています」

 羊水検査は、お腹に針を刺して羊水を取るため、300人に1人の頻度で流死産が起こるリスクがある。NIPTの陰性的中率は99.9%なので、結果が「陰性」なら基本的には確定検査は不要になるのだ。

 NIPTの認可施設は日本医学会のホームページから閲覧できるが、35歳以上で検査を望むなら、まずは産婦人科の主治医に相談してみるといい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網