こういう風に死ぬんだな…佐藤尚之さんが語る劇症型アレルギー

公開日: 更新日:

 深夜に吐き気で目覚めました。2~3回吐いて「なんか当たったかな」と思ってふと鏡を見ると、顔が真っ赤になっていました。気づくと体中がかゆくて、全身にじんましんらしきものが……。そのうちに息苦しく呼吸音がヒューヒュー鳴るようになってきたので「これはちょっとやばいな」と思い、妻を起こしました。

 妻はボクの顔を見るなり救急病院を調べて電話をしてくれたんです。自分ではそんな大ごとじゃないと思っていたのですが、後で聞くと「危なかった」とのこと。妻がいて助かりました。それが昨年3月23日の深夜、友人5人と外食してから帰宅した後のことです。

 結論からいうと「アナフィラキシーショック」でした。アレルギー反応の最も劇症なやつで、例えていうなら「“恐怖の大魔王がやってきた!”と勘違いして逆上した細胞が、よく確かめもせずに爆弾を撃ってしまった」という感じ。しかも、それを成功体験として細胞が記憶してしまうため、同じ物が体に入れば次は躊躇なく総攻撃を仕掛ける。だから2度目はさらに危険で、20分で死に至った例もあるそうです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望

  2. 2

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  3. 3

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 4

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

  2. 7

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  3. 8

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  4. 9

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  5. 10

    中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか