ピンピンコロリの手前の状態を指す「フレイル」とは何か
                        
 左側は若くて健康な状態、右側は年を取って要介護になった状態、右端は死を意味しています。
 そしてその中間がフレイルというわけです。なおフレイルの右部分、健康からはだいぶ外れているものの、まだ要介護には至っていないあたりが、要支援状態に相当します。
 フレイル状態になっても食事や運動を改善すれば、健康状態に戻すことが可能であると考えられています。
 ただ、要支援状態になってしまうと、そこから健康を回復するのはかなり難しく、多くは要介護に進んでしまいます。
 実際には健康から要介護へと、なだらかに下っていくとは限りません。脳卒中や急性心筋梗塞を発症すれば、一気に要支援や要介護に飛んでしまうことがありますし、そのまま亡くなってしまう人もいます。
 また「ピンピンコロリ」は、比較的軽いフレイル状態からこれといった疾患もなく、一気に死に至ることと解釈できます。しかしそれは、病気で死ぬよりずっと難しそうだと思えるのです。                    

 
                             
                                     
                                        



















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                