著者のコラム一覧
東丸貴信東邦大学名誉教授、平成横浜病院健診センター長

東京大学医学部卒。東邦大学医療センター佐倉病院臨床生理・循環器センター教授、日赤医療センター循環器科部長などを歴任。血管内治療学会理事、心臓血管内視鏡学会理事、成人病学会理事、脈管学会評議員、世界心臓病会議部会長。日本循環器学会認定専門医、日本内科学会認定・指導医、日本脈管学会専門医、心臓血管内視鏡学会専門医。

白血球と白血病<1>白血球の役割は3つに分かれている

公開日: 更新日:

 これらにはそれぞれ仕事の分担がありまして、血管壁や組織、脾臓、肝臓などにも、末梢血内に匹敵するほどに存在します。ピンク色の「好中球」(体内には数千億個!)を簡単に説明しますと、

①細菌に向かって遊走する。

②貪食する。

③殺菌する。

 というステップを踏みます。

 けがをしたときなど、傷口に発生する膿は、細菌との戦いで死んだ好中球の“死体”です。また「好酸球」は、色がブルーで赤橙色の大きな顆粒を持っているのが特徴で、寄生虫などの大きすぎて貪食できない異物を阻害する機能などを持っています。

 暗紫色の顆粒を持つ「好塩基球」は、機能にまだ不明な部分がありますが、アレルギー反応を引き起こす作用があります。

 ほか、血流を流れる「単球」は、末梢血中では、核にくびれを持つもっとも大きな細胞です。機能は“司令官”で、体内に外敵が侵入しますと、生体でさまざまな白血球細胞が協力して炎症反応(死んだ血液細胞や細菌の貪食、異物処理など)や免疫反応を起こします。その時の司令塔の役割を務めるのがこの「単球」です。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  2. 2

    AKIRA版はなかったことに? 反町隆史GTO放送開始で荒ぶる「2012年派」

  3. 3

    ゾンビたばこ広島に黒田博樹監督待望論 「打てない、守れない、人気ない」三重苦で新井監督はクビ不可避

  4. 4

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  5. 5

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー

  1. 6

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン

  2. 7

    ついに1ドル=163円突入で「円安倒産」ラッシュ深刻懸念…すでに前年同期から3割増

  3. 8

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  4. 9

    「24時間テレビ」放送1カ月前に日テレ局内に流れる微妙な空気…猛暑の中の星野真里マラソンに大逆風

  5. 10

    震災で家族を心配する選手たちに星野監督が怒号「おまえらは野球だけしとりゃあええんじゃ!」