コロナ禍で「膝のメリメリ音」を訴える人が増加中…放置しても大丈夫?

公開日: 更新日:

 やり方は実に簡単。膝を伸ばして力を抜き、膝蓋骨を両手で包み込んで左右上下に動かす。イスに浅く腰掛けて、足を前にまっすぐ伸ばすような姿勢で行うといい。1日に数十秒やればOK。さらに、座った姿勢でイスの座面と平行になるくらいまでゆっくりと足を上げ、5秒キープする体操をプラスするのもいい。大腿四頭筋が鍛えられ、軟骨にかかる負荷を軽減できる効果がある。

 違和感が解消せず、痛みもある場合、変形性膝関節症になっている可能性がある。

「一般的に、変形性膝関節症の初期は安静や薬物療法に代表される保存療法、進行期から末期には手術治療が選択されます。しかし保存療法の効果がなく、どうしても手術を選択したくない方には、当クリニックでは『再生医療』と呼ばれる治療を提案しています」

 再生医療には、自身の血液から作成するPRP-FD注射、脂肪から作成する培養幹細胞注射などがあり、全て自由診療。例えば膝へのPRP-FD注射は、大宮ひざ関節症クリニックでは1回27万円だ。

 膝の痛みに悩む顕在患者は国内では1000万人、潜在患者数は3000万人と言われている。年を重ねてもできるだけ大事に至らないよう、記者はまずお皿グルグル体操を日課にして、悪化しないように努めたい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景