著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【コンブ】ヌメヌメ効果で高脂血症と糖尿病予防の報告も

公開日: 更新日:

 そのほか、高炭水化物食を取っているマウスにコンブを摂取させると、血糖値上昇が抑制されることもわかっており、高脂血症予防効果と糖尿病予防効果を持つ可能性があります。

 このようにアルギン酸とフコイダンはコレステロールの吸収と増加を抑制し、胆汁酸の吸着と排出を促進してくれるため、さらに動脈硬化も予防してくれる働きが期待されています!

 水溶性食物繊維は夕食よりも朝食に摂取することによって腸内環境を改善してくれる報告もあります。

 また、夜間は日中よりも血糖値が上がりやすい時間帯なので血糖値が上昇しづらい食材は夜食べるのも効果的。それぞれの目的に応じて、朝も夜もコンブ生活をカスタマイズしてみてもいいかもしれません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩