糖尿病体験記…教育入院後2週間でインスリンを中止し血糖値は正常に

公開日: 更新日:

 確かに入院中は毎日、自分でインスリンをお腹に注射し、毎食前と寝る前に血糖を測りました。これは予想通りです。

 しかし栄養士の指導で作られた3食はうまかった。

 糖尿病患者は制限だらけで好きなものは食べられない。そう思い込んでいましたが、これも間違いでした。

 ダメだと思っていた乳製品はOKで、入院中毎日牛乳が出ました。食事の量も入院前は2000キロカロリー以下と予想していましたが、2400キロカロリーまで大丈夫だと知りました。つまり、食べ方や量、運動の仕方さえ間違わなければ糖尿病でも食べられないものはない、とわかったのです。

 2週間は覚悟していた入院生活も1週間で卒業。日常生活に戻りました。

 退院後のごはんは180グラムを目安に炭水化物を極力取らないようにしました。野菜と海藻類は毎日必ず取るよう心がけました。お酒は糖質ゼロのビール500ミリリットル1本か焼酎ロック1杯を週5~6日間。間食はせず、飲み物もお茶とブラックコーヒー以外は飲まないよう意識しました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋