思春期女子の悩みは「ユースクリニック」へ…病気から交際の悩みまで

公開日: 更新日:

 北欧のケースを参考に、日本でもこの数年、ユースクリニックを設ける婦人科クリニック、NPO法人、自治体が少しずつ増えてきている。ただ、まだ正確な定義がないので、各ユースクリニックがそれぞれのスタイルを模索しながらサービスを提供している。

「当クリニックでは、オープンユースクリニックが、ユースクリニックや婦人科へとつながる『入り口』になればいいと考え、いわゆる“普通の子”も関心を持ってくれるよう、爪心理士さんの無料ネイルサービス、性教育インスタグラマーとのコラボの無料パーソナルカラー診断なども取り入れています。スタッフとの触れ合いを通し、悩み事や心配事を打ち明けられるケースもありますし、話を聞く中で、『それはデートDVや性的グルーミング(性的な目的で子供に近づき好意を利用して手なずける)に該当する』と、伝えられることもあります」

 ワンコインユースクリニックでの相談事例としては、「彼がコンドームをつけてくれない(年齢差が10歳以上あるカップル)」(20歳大学生)、「デートDVを受けているのかもしれない」(18歳高校中退)、「彼氏から卒業旅行に誘われている。母を裏切りたくないが、彼との旅行にも行きたい」(18歳高校3年生)など。娘が性的グルーミングに遭っているのではないか、とまず母親が婦人科クリニックに来院し、後日、娘がワンコインユースクリニックを受診した事例もある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  4. 4

    高市政権が抱える統一教会“爆弾”の破壊力 文春入手の3200ページ内部文書には自民議員ズラリ

  5. 5

    前橋市長選で予想外バトルに…小川晶前市長を山本一太群馬県知事がブログでネチネチ陰湿攻撃のナゼ

  1. 6

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網

  2. 7

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  3. 8

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  4. 9

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  5. 10

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」