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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【キムチ】腸内環境改善やダイエット効果が期待できる…塩分を取り込みづらい夕方に食べたい

公開日: 更新日:

 さらに、キムチに含まれるカプサイシン(唐辛子の辛味成分)は、血行促進や代謝の活性化を促し、ダイエット効果も期待されています。

 2014年に発表された論文では、キムチの摂取が血糖値の改善やコレステロール値の低下に役立つことが報告されています。また、キムチに含まれる発酵成分は抗酸化作用を持ち、細胞の老化を遅らせる効果の可能性もあるそうです。ほかにも2020年には、キムチの摂取が腸内の微生物群の多様性を高め、健康な腸内環境を維持することが確認されています。

 その一方で、キムチは塩分含量が高く、過剰摂取には注意が必要です。塩分を一番取り込みづらい時間帯は夕方の時間帯というデータがありますので、食べるときに参考にしてみてください。高血圧腎臓疾患がある人は、摂取量を調整しながら取り入れてみてください。

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