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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

帯状疱疹ワクチンで認知症リスク2割減 ネイチャー誌に発表された意外な研究結果に大きな反響

公開日: 更新日:

 ではなぜ帯状疱疹ワクチン認知症を予防するのでしょうか? さまざまな説がありますが、その1つは、神経に潜んでいるウイルスの再活性化で引き起こされる炎症を、ワクチンが軽減すること。もう一つの可能性は、ワクチンが免疫系をより広く活性化させることです。

 今回の研究は、ウイルスが神経系に与える影響と認知症リスクの関係を、明確に示すものとなりました。

 アメリカでは65歳以上の700万人、日本では500万人以上が認知症を発症しています。この研究がさらに進み、認知症への予防介入が急速に進むことに期待が高まっています。

【連載】ニューヨークからお届けします。

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