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下山祐人あけぼの診療所院長

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

薬の飲み忘れが多かった70代男性…訪問看護師の提案で改善

公開日: 更新日:

「調子はどうですか?」(私)

「普通です」(患者さん)

「もの忘れはどうですか?」(私)

「え?」(患者さん)

「薬の飲み忘れがあるようですね」(私)

「朝だけだから……」(患者さん)

「でも、週に2回しか飲めていないよね?」(娘さん)

 このように、薬をきちんと飲めない方は意外と多く、自宅で療養していると飲み忘れが目立つようになります。

「娘さんから見て体調はどうですか?」(私)

食事もあまり取れていないし、薬もちゃんと飲めていないです。あとは活気がなくて、いつも眠そうで、横になっていることが多いです」(娘さん)

睡眠は取れていますか?」(私)

「別に問題ないです」(患者さん)

「私は一緒に住んでいないですが、たまに様子を見に来ると、やはり心配になります」(娘さん)

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