著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

まつ毛ダニは繁殖すると治療必須…ピンセットで1匹ずつ取り除くことも

公開日: 更新日:

 1回では終わらず数回来院していただくこともあります。私も駆除治療の経験がありますが、まさにそれは「ダニとの格闘」と表現したくなるような非常に細かな根気のいる治療となります。

 まつ毛のエクステンション、通称まつエク。「なくてはならないもの」としてずっと続けている方も多いかと思います。まつエクをしている方は、エクステンションが外れてしまうことを気にするあまり、目の周りの洗顔を念入りに行わない人も少なくありません。

 アイメークをしているのに、しっかりと落とすことができていないとなれば、まつ毛ダニの温床になる可能性があるので注意が必要です。

 なお、まつエクもアイメークもしていないという人でも、夜に洗顔をせずに眠ってしまうのは避けましょう。マイボーム腺というまつ毛の根元にある脂腺が詰まり、それがまつ毛ダニのエサとなり繁殖しやすくなるからです。

 近年はまつ毛ダニとドライアイの関連が注目されています。次回詳しく説明します。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々