世界で注目の疲労回復成分「SAC」は抗酸化・抗炎症作用に優れる

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 私たちの体にはこの活性酸素を除去し(抗酸化作用)、損傷した細胞を修復して炎症を抑える働き(抗炎症作用)が備わっているが、加齢などの理由から抗酸化や抗炎症が間に合わなくなると、炎症が慢性的に続いて細胞の機能が低下し、脳の疲労につながる。言い換えれば、脳の疲労回復、ひいては肉体面、精神面の疲労回復には、抗酸化作用や抗炎症作用が重要となる。

 前述の通り、SACには体を守る抗酸化作用と抗炎症作用がある。SAC自身が、活性酸素をつくり出す酵素や、炎症物質をつくり出すタンパク質の産生を抑えることで、酸化ストレス(活性酸素によるストレス)や慢性的な炎症を抑えてくれているのだ。

「さらに、酸化ストレスや慢性炎症には『小胞体ストレス(※)』という細胞の中で起こる異常も深く関わっています。最近の研究では、SACがこの小胞体ストレスを抑えることがわかってきました。着目すべきは、SACが小胞体ストレス、酸化ストレス、慢性炎症という体に悪影響を与える3つの要因すべてを抑制すること。これら3つは相互に影響を及ぼし、負のスパイラルを形成しているのですが、SACにはその悪循環を断ち切る機能があるのです。酸化ストレスや炎症、小胞体ストレスのすべてを抑えることができる天然の成分は非常に少なく、SACはその点でも特別な存在だといえるでしょう」

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