世界で注目の疲労回復成分「SAC」は抗酸化・抗炎症作用に優れる
疲労感軽減はヒトでも証明されている。日常生活で疲労を感じている健康な成人に4週間にわたり1日2ミリグラムのSACを摂取してもらったところ、精神的な疲労感が軽減した。また、SAC1.4ミリグラムを含む食品を12週間摂取してもらった研究では、疲労軽減、睡眠の質向上という結果が報告された。
ただし、SACは含有量が高いとされる黒ニンニクでも1グラム当たり0.1~0.5ミリグラムしか含まれていない。脳疲労の予防や回復には、サプリメントによる効率的な摂取がお勧めだ。
※小胞体ストレスとは、細胞の中でタンパク質を正しく作る“工場”のような「小胞体」に異常なタンパク質が蓄積し、働きが乱れる状態。長く続くと、アルツハイマー病や糖尿病などの原因になる。