著者のコラム一覧
永尾光一一般社団法人日本精索静脈瘤協会代表理事、医療法人社団マイクロ会理事長、 銀座リプロ外科院長、東邦大学名誉教授

1960年生まれ。埼玉県出身。昭和大学で形成外科学を8年間専攻後、東邦大学で泌尿器科学を専攻。東邦大医学部泌尿器科学講座教授、医学博士・泌尿器科専門医、男性不妊治療・精索静脈瘤手術の第一人者。 一般社団法人日本精索静脈瘤協会・医療法人社団マイクロ会理事長。

ITエンジニアや美容師、タクシードライバー…精子を弱らせる職業と生活習慣とは?

公開日: 更新日:

 営業職や経営者など「高ストレスな業種」で働く方々も注意が必要です。精神的なプレッシャーが日常的にかかることで、ストレスホルモンであるコルチゾールが過剰に分泌されることがあります。このコルチゾールの過剰な分泌は、男性ホルモンの生成を抑制する作用があるとされており、精子数や性機能そのものにも悪影響が及ぶ可能性が指摘されています。心身の健康維持が、精子を守る上でも大切です。

■精巣の温度が上昇も…座りながら膝の上にパソコンもNG

 もちろん日常的な食生活も精子の健康に深く関係しています。外食が中心の食習慣では、脂質や糖質の過剰摂取に陥りやすく、一方で精子の生成や運動に不可欠なビタミンやミネラル、特に、亜鉛やセレンといった大切な栄養素が不足しがちになります。バランスの取れた食事を心がけることが、良質な精子を育むための第一歩と言えるでしょう。

 加えて、短時間睡眠や不規則な生活、喫煙、過度の飲酒、肥満や運動不足といった日々の生活習慣も、精子の質を著しく低下させる要因となります。

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