著者のコラム一覧
南渕明宏昭和医科大教授

心臓血管外科専門医、医学博士。

医師が病気になった時…7月に風邪をひいたら次々に不調が連鎖

公開日: 更新日:

 7月に風邪をひきました。セキが出て関節が痛くなって、3日ぐらいで少し良くなりましたが、しばらくすごいセキが続きました。

 カラゼキというのでしょうか、1週間たっても2週間たっても止まりません。そのうち頭痛がしてきました。毎日午後1時半ごろです。その時間はちょうど手術の最中で、全身が汗でびっしょりになります。

「こんなことがウイルスで起こるもんか?」と思っていると、ちょうど手術中に麻酔の先生が、「あ、それボクと同じ症状です。ボクも4月ごろセキが出て、その後、頭痛がして。そしたら副鼻腔炎を併発していたんです」。

 耳鼻科にかかると、やはり副鼻腔炎が悪化しているとのこと。副鼻腔炎の抗生物質を処方してもらい徐々に改善しました。同時にセキもなくなったようです。

 皆さんお気づきのように、医者であっても自分の体調不良には的確な診断ができない、というか「そこいらへんにいる友達」から、「へぇー! そうなの!」とありがたい情報を得ているのです。

「なんだ、オレら素人のおっさん連中と同じじゃねぇかぁ!」と思われるでしょうが、まさにその通りなのです。

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