著者のコラム一覧
南渕明宏昭和医科大教授

心臓血管外科専門医、医学博士。

医師が病気になった時…7月に風邪をひいたら次々に不調が連鎖

公開日: 更新日:

 7月に風邪をひきました。セキが出て関節が痛くなって、3日ぐらいで少し良くなりましたが、しばらくすごいセキが続きました。

 カラゼキというのでしょうか、1週間たっても2週間たっても止まりません。そのうち頭痛がしてきました。毎日午後1時半ごろです。その時間はちょうど手術の最中で、全身が汗でびっしょりになります。

「こんなことがウイルスで起こるもんか?」と思っていると、ちょうど手術中に麻酔の先生が、「あ、それボクと同じ症状です。ボクも4月ごろセキが出て、その後、頭痛がして。そしたら副鼻腔炎を併発していたんです」。

 耳鼻科にかかると、やはり副鼻腔炎が悪化しているとのこと。副鼻腔炎の抗生物質を処方してもらい徐々に改善しました。同時にセキもなくなったようです。

 皆さんお気づきのように、医者であっても自分の体調不良には的確な診断ができない、というか「そこいらへんにいる友達」から、「へぇー! そうなの!」とありがたい情報を得ているのです。

「なんだ、オレら素人のおっさん連中と同じじゃねぇかぁ!」と思われるでしょうが、まさにその通りなのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発