健康を最優先していいとお墨付きをもらった気がした…批評家の杉田俊介さん糖尿病を語る

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「生活習慣病」という言葉はあまり使いたくありません。“自己責任”と周囲から見られて、自分を過剰に責めてしまう人もいるからです。自分が思うには、糖尿病の原因の半分は遺伝要素。自分だけが悪いわけではないと思います。今も月1回、内科に通院中です。頻繁に診てもらうので健康的ですよ。

(聞き手=松永詠美子)

▽杉田俊介(すぎた・しゅんすけ)1975年、神奈川県出身。法政大学大学院博士課程修了後、NPO法人の障がい者サポートに従事しながら執筆活動を始める。著書「フリーターにとって『自由』とは何か」でデビューし、文芸やアニメ、労働や貧困問題に対して批評活動を展開する。近著に「糖尿病の哲学~弱さを生きる人のための<心身の薬>」がある。

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