赤身肉アレルギー急増! アメリカで初の死者、懸念広がる
アメリカCDCによると、アルファ・ガル・アレルギーは近年急増しており、推定45万〜100万人が罹患している可能性があるといいます。数字の幅が大きいのは、発症の遅れや認知不足から、患者自身がアレルギーに気付かないケースが多いためです。
さらに問題視されているのは、かつてはマダニが多いアメリカ南部に集中していた症例が、ニューヨークなど北部にも広がっていることです。気候変動によりマダニの生息地域が北上したことが要因と考えられ、今後の患者の増加が懸念されています。
専門家は、赤身肉を食べた数時間後に原因不明のアレルギー症状が出た場合、特にマダニが多い地域に住む人は、アルファ・ガル・アレルギーを疑って検査を受けるよう呼びかけています。



















