「股関節痛」「変形性股関節症」で悩んでいる人へ(2)初期症状チェックポイント 対策は早めが肝心
では、どのような段階から受診すべきなのか? 違和感や軽い痛みの段階であればベスト。朝起きた時や座った状態から立ち上がる時の最初の一歩で、足の付け根に違和感や軽い痛みがある、足の付け根にだるさ、重く疲れているような感覚、動かし始めに引っかかるような感覚がある──などだ。
「初期では日常生活に影響はほぼありません。立ち上がり時に違和感や軽い痛みがあっても、動き始めるとそれらは消えてしまうこともあります。また、違和感や痛みは毎日続くわけではなく、数日で消えてしまうこともあります。しかし原因が変形性股関節症であれば、4つの病期のうち、最初の前股関節症、もしくは初期股関節症が該当するかもしれません」
前股関節症では、変形性股関節症を引き起こす「寛骨臼形成不全」はあるものの、レントゲンを撮っても関節軟骨のすり減りはあまり見られない。
寛骨臼形成不全は、骨盤の側面にあるカップ状のくぼみ(寛骨臼)が浅く、太ももの骨(大腿骨頭)が十分にはまっていない構造異常のこと。日本人の変形性股関節症の8割以上は、寛骨臼形成不全が関係しているといわれている。


















