親の抱き方が赤ちゃんの股関節を壊す…育て方で50年後のリスクが変わる

公開日: 更新日:

 赤ちゃんは寝ている時、自然と下肢を曲げ、両膝と両股関節がM字形になっている。M字形が妨げられると、股関節の発育が悪くなり、寛骨臼形成不全となり、脱臼リスクが高まる。だから予防策として重要なのは「出生直後から赤ちゃんの自然な下肢屈曲を妨げない」こと。これを広く伝える啓発運動が開始されたのは1972年。2022年、九州大学など12病院の共同研究で変形性股関節症の疫学調査を行い、ある統計手法で解析すると、赤ちゃんの時に啓発運動が行われていた73年以降出生の集団は、72年以前の出生の集団と比べて、50年後の変形性股関節症の重度亜脱臼は5分の1まで減少していた。

「発育性股関節形成不全を予防するには、全ての赤ちゃんに対して、生まれた直後から両下肢のM字形を妨げないことです。特に出生時から生後3カ月くらいまでが、股関節を正常に発育させるために非常に重要となります」(信濃医療福祉センター理事長で、発育性股関節形成不全の検診・治療に長年取り組む朝貝芳美医師)

 主なポイントは3つある。

■オムツ・おくるみ

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  2. 2

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  3. 3

    ドジャースは“大谷抜きポストシーズン”を想定か…指定席「1番・DH」に21歳デポーラ

  4. 4

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  5. 5

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  1. 6

    米長期金利ついに5%突破…いよいよ懸念される「アメリカ発の世界不況」

  2. 7

    巨人は逆転Vでも橋上監督代行の昇格「まずない」…阪神超え勝率でもこだわる“時代遅れの純血主義”

  3. 8

    『レボリューション』ではニッキー・ホプキンスのエレピソロに耳を澄ませてほしい

  4. 9

    阪神vs巨人《超低レベル》デッドヒートの行方と、虎V確率「80%」の根拠

  5. 10

    共産・田村智子氏の涙は「感情的」と批判続出、高市首相の涙演説はスルー…女性政治家の「涙」奇妙なダブスタ