(2)「ストーカー」はほぼ全例に発達障害がある

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「これまでは発達特性に応じたアプローチがなかったため、ストーカー治療がうまくいかない例もあった」と大石院長は言います。うまくいかない患者に発達障がいの治療を加えることで、治療がうまくいく例が増えているそうです。

「さらにDV治療でも同様の結果が出ています。これまで米国の診断基準に基づく治療をしていましたが、なかなかうまくいきませんでした。米国では普通の夫婦げんかもDVとみなされますが、文化的違いもあり日本のDVは背景に発達障がいがあるケースがほとんどです」

 なお、ストーカーやDVはオンラインでの診療が可能です。専門医がいない地方でも警察官立ち会いの下で初診時にオンライン診療ができるそうです。早期に正しい診断をつけ適切な治療を行うことが、ストーカーやDV被害の減少につながります。=つづく

(医療ジャーナリスト・油井香代子)

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