梅雨明けまでにやっておきたい…暑さに負けない3つのポイント

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「年齢を重ねるほど、体が順化するスピードは遅くなります。シニア世代の方は、若い人よりも先に動き出してほしいと思います。早め早めの備えが命を守ります」

 暑熱順化のポイントは大きく3つある。①汗をすぐにかける体をつくること②汗の質を上げること③皮膚の血流を増やす生活を心がけること。

 暑熱順化の基本は、体を動かしたりしっかり入浴したりして、汗をかくことだ。とはいえ、体を動かすことが苦手な人でもできる方法がある。それが、「手のひら温め」だ。

「洗面器に42度ほどのお湯をため、手首までつけてください。手のひらには、体の奥にたまった熱を外に逃すための特別な血管(AVA血管)が集まっています。2~3分つけるだけで、お湯で温まった血液が全身をめぐり、じんわりと汗が出てきます。ダラダラと汗をかくほどまでする必要はありません。これを繰り返すことで、気温の上昇に速やかに反応し、発汗によって体の熱を効率よく放散できるようになります」

 普段汗をかいていない人は、汗の質が悪い。汗腺には、汗とともに体外へ出てしまったミネラル(塩分など)を体内に取り戻す機能がある。しかし普段から汗をかかない生活が続くと、この機能が衰える。その結果、汗をかいた際にミネラルがそのまま失われ、脱水症や熱中症を招きやすくなる。

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