競輪の北村貴幸選手は抗がん剤治療から復帰…大腸がんは転移でも手術で根治を目指す
ほかのがんの肝臓転移は重い状況ですが、大腸がんでは肝臓への転移があっても長期の生存が望めます。大腸癌治療ガイドライン2024年版では、肝臓への転移を切除した場合の5年生存率は35~58%。良好な成績です。
肝臓への転移を切除した後、さらに再発しても再び切除できる条件があれば、再手術を検討するのはほかのがんと決定的に異なること。転移巣は肝臓に限らず、切除できるものは手術で根治を目指すのが大腸がんなのです。ジャーナリストの鳥越俊太郎さん(86)は大腸がんの転移を計4度の手術で克服。最近もSNSで元気な姿が話題になったばかりです。
早期のステージ1の場合も、手術が選択されます。再発する場合、初回手術から3年以内が約87%で、5年以内に広げると約97%に拡大しますから、初回治療を終えてから定期検査はおろそかにできません。北村選手は定期検査をきちんと行ってきたことで今があるのでしょう。
北村選手にはぜひ定期検査を続けながら、競輪を続け、ファンやがんサバイバーに勇気を与えてほしいと思います。



















