社会保険「年収106万円の壁」撤廃なら手取り減り、企業も負担増…新たに「週20時間の壁」出現か

公開日: 更新日:

 玉木雄一郎代表率いる国民民主党の目玉政策「103万円の壁」の引き上げが実現するのかどうか。自公と国民民主の政策協議が始まっているが、これとは別の「年収の壁」撤廃話が浮上している。「106万円の壁」だ。厚生年金加入の年収要件のことで、厚労省は来年の通常国会に提出する公的年金の制度改正関連法案に、「106万円の壁」撤廃を盛り込む方向だという。

 103万円と106万円。2つの壁はまったく別物だ。

 103万円は「税」に関わる壁。会社員に扶養されるパートやアルバイトは、年収が103万円を超すと所得税の支払いが発生するため、労働時間を抑制しがちだ。国民民主はこの金額を178万円にまで引き上げ、非課税での手取りを増やそうとしている。

 一方、106万円は年金や医療など「社会保険」に関わる壁。現状、従業員51人以上の会社で週20時間以上働き、年収106万円を超えると厚生年金への加入が義務づけられる。この要件未満なら、保険料を支払っている会社員の配偶者(第3号被保険者)として、保険料を払わなくても基礎年金が受給できる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    「佐々木朗希を殺す気なのか」 ロッテが頭を抱えた泥沼交渉劇の舞台裏

  3. 3

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  4. 4

    活動終了「嵐」メンバー「消える人」と「生き残る人」…“一番先行きが厳しい”のは?

  5. 5

    比大統領との国賓晩餐会で高市首相“謎テンション”…またまた動画で恥さらし批判殺到→大炎上!

  1. 6

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  2. 7

    嵐が去った後に340万人のファンが向かう先…Snow Man、M!LKに次いで有力“不祥事グループ”「ACEes」に募る不安

  3. 8

    案の定ナフサは不足…それでも楽観論ふりまく赤沢経産相がついに「報道介入」の異常事態

  4. 9

    りくりゅう人気で評価爆上がり 木原龍一の元パートナー高橋成美が秘めるポテンシャル

  5. 10

    【スクープ第5弾!】北海道自民12陣営にも衆院選での違法「広告動画」疑惑が発覚