引き取った保護猫から感染が広がることも…かかりつけ医の客観的な診察を

公開日: 更新日:

 先日、古くからかかりつけの飼い主さんが保護猫ちゃんの里親になり、当院にお披露目に連れてきてくださった数日後、先住のネコちゃんを連れてこられました。その症状は、この時季に多い光線過敏症で耳翼や額などにアレルギー性のかゆみがあり、かき壊したところは二次的に細菌感染も起こしていました。アレルギー性皮膚炎の内服薬で落ち着きますから、その薬で様子を見てもらうことにしました。

■皮膚炎の犯人は…

 ところが、1週間後、その方から連絡があり、「光線過敏症がよくならず、周りのほかの子も皮膚がカサカサしてきまして……」とおっしゃるのです。光線過敏症はアレルギー疾患ですから、感染することはありえません。それでもう一度、連れてきてもらいました。 診察すると、広がっていた皮膚炎の“犯人”は白癬菌や糸状菌などの真菌でした。いわゆる、カビです。カビが付着しているところにいる野良猫ちゃんなどを迎え入れたりすると、そこからじゃれあったりして感染を広げることがあります。ですから、感染源は新入りの保護猫ちゃんと推察されたのです。これには私のミスも関係していますが、里親会から引き取る際の“あるある”ですからご紹介します。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  2. 2

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  3. 3

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  4. 4

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  5. 5

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  1. 6

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  2. 7

    “性的暴行”ジャンポケ斉藤慎二被告の「悪質性」法廷で明らかに…邪悪が跋扈する歪んだテレビ業界の権力構造

  3. 8

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 9

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  5. 10

    元ジャンポケ斉藤が裁判で無罪主張の裏で…妻・瀬戸サオリの“息子顔出し”と"名字"隠し投稿の意味深