引き取った保護猫から感染が広がることも…かかりつけ医の客観的な診察を

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 先日、古くからかかりつけの飼い主さんが保護猫ちゃんの里親になり、当院にお披露目に連れてきてくださった数日後、先住のネコちゃんを連れてこられました。その症状は、この時季に多い光線過敏症で耳翼や額などにアレルギー性のかゆみがあり、かき壊したところは二次的に細菌感染も起こしていました。アレルギー性皮膚炎の内服薬で落ち着きますから、その薬で様子を見てもらうことにしました。

■皮膚炎の犯人は…

 ところが、1週間後、その方から連絡があり、「光線過敏症がよくならず、周りのほかの子も皮膚がカサカサしてきまして……」とおっしゃるのです。光線過敏症はアレルギー疾患ですから、感染することはありえません。それでもう一度、連れてきてもらいました。 診察すると、広がっていた皮膚炎の“犯人”は白癬菌や糸状菌などの真菌でした。いわゆる、カビです。カビが付着しているところにいる野良猫ちゃんなどを迎え入れたりすると、そこからじゃれあったりして感染を広げることがあります。ですから、感染源は新入りの保護猫ちゃんと推察されたのです。これには私のミスも関係していますが、里親会から引き取る際の“あるある”ですからご紹介します。

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