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島田裕巳宗教学者、作家

1953年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。宗教学者、作家。現在、東京通信大学非常勤講師。「葬式は、要らない」「死に方の思想」「日本の新宗教」、「日本人にとって皇室とは何か」など著書多数。

天皇「春季皇霊祭」出席とりやめから考える…皇室の信仰と歴史

公開日: 更新日:

 お彼岸は、春分・秋分の日を中心に7日間続き、春分・秋分を中日とする。彼岸とは、悩みの多いこの世、此岸と対比される悟りの世界、あの世のことで、本来は仏教の行事である。

 皇室の信仰は神道とされる。ただしそれは、明治以降のことで、それ以前は神道と仏教をともに信仰していた。したがって、皇霊祭は彼岸の行事を神道化したものである。

 いかに日本人の信仰世界に仏教が大きな影響を与えているのか。皇霊祭は、改めてそのことを教えてくれるのである。

  ◇  ◇  ◇

 皇族への正しい言葉遣いとは? 関連記事【こちらも読む】『高市首相が今上陛下を「こんじょうへいか」と呼んだのは「不敬」なのか?』…もあわせて読みたい。

【連載】日本の皇族存続への危機と「愛子天皇待望論」

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