錦織「理解できない」 テニス八百長疑惑でブームに冷や水

公開日: 更新日:

 例えば、世界のサッカーリーグは八百長天国。八百長事件が報じられない年はないといっても過言ではない。昨年はFIFA(国際サッカー連盟)の腐敗も公になった。

 07年に不正賭博で逮捕された全米プロバスケット(NBA)の元審判は、過去に不正なジャッジがあったことを認めたし、アメフトのNFLでは、規定以下の空気圧の球を使用したとされた昨季スーパーボウル覇者のペイトリオッツが処分された。薬物汚染がひどいメジャーリーグでは、投手がボールを傷つけたり、松ヤニを付着させる不正投球の事例を挙げたらきりがない。打者では、ナ・リーグ本塁打王2回のサミー・ソーサによる、禁止されているコルク入りバットの使用が発覚したこともある。

 味噌もクソも一緒にするつもりはないが、薄汚いプロスポーツ界には、八百長に加担したり、禁止薬物を使っても大金を稼ぐ選手がいるのも事実。試合を見て熱くなっていることが、何ともバカバカしくなってくるというものだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした