少年時代の師範 柔道“康生2世”羽賀龍之介の成長を実感

公開日: 更新日:

「練習中に、例えば帯がほどけた仲間を見つけると、さっと駆け寄り締め直してあげる。なにか技をひとつ指導すれば、次の日にはその技に入るための組み手、体のさばきなどを自分で考え、勉強し、2歩先、3歩先まで実践する。子供の頃から視野が広く、聡明でした。彼の一番の武器はそうした人間力。苦しい思いをした分だけ、大きく成長していると感じます」

 実際、はっきりとリオを意識して臨んだ昨年の戦績は圧倒的だった。国際大会で連戦連勝。ほとんどが一本勝ちという快進撃を見せ、8月の世界選手権ではついに頂点に立った。

 世界チャンピオンとして戦う初の五輪では、当然、世界の強豪から標的にされ、研究される。すでに世界選手権では、伝家の宝刀の内股を警戒され、6戦中4戦がポイント勝ちだった。

 ライバル国のマーク、五輪の緊張、日の丸の重圧をはね返したとき、日本柔道に待望久しい「エース」が復活する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  3. 3

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  4. 4

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 5

    阪神・藤川監督「森下&佐藤輝依存」の無策露呈…極端な“外弁慶”で甲子園残り11試合が最大の鬼門に

  1. 6

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  2. 7

    小池都知事肝いり「築地再開発」頓挫の予兆…松平定信の歴史的遺構と建築費高騰のWパンチ

  3. 8

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々

  4. 9

    高市首相の内閣改造めぐる迷走と誤算…維新の「本命」外し“スネ傷”中司幹事長起用のウラ事情

  5. 10

    林芳正総務相は結局、留任か…高市首相が画策「内閣改造で総裁選ライバル潰し」に“白旗”