阪神に緊急補強説まで浮上…攻守の要・近本光司「左手首骨折で前半戦絶望的」が及ぼす重大影響

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連覇阻むジンクス

 藤川監督は就任以来、選手のコンディション管理に細心の注意を払っている。死球などの不慮の事故はともかく、疲労蓄積などによる「防げる故障」は是が非でも避けたいところだ。

 過去、阪神がリーグ連覇を果たせなかったのは、主力が故障や不振で途中離脱したことが要因となったケースが多い。

 日本一を達成した1985年の翌86年は、4番の掛布雅之が4月に左手首に死球を受けて骨折。5月に復帰したものの、その後もケガに悩まされ、不振に終わった。エースの池田親興も故障で前年の9勝から4勝と大きく勝ち星を減らし、3位に終わった。

 05年は鉄壁リリーフトリオの「JFK」を擁して優勝したものの、翌06年6月に、前年打点王の今岡誠が右手を故障、抑えの久保田智之が右手を骨折して相次いでリタイア。最終的に落合中日との一騎打ちに敗れ、2位に終わった。主力の離脱が連覇を阻む……。一種のジンクスといっていい。

 今季の藤川阪神の命運は、石井、近本の離脱をいかにカバーするかにかかっているといえそうだ。

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