自律神経が乱れるこの季節 医師が実践するシンプルな習慣

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 自律神経は、血管、心臓、胃、腸、腎臓など全身の臓器に関係している神経だからだ。

 自律神経の乱れによる不調は幅広く、頭痛、めまい、耳鳴り、肩凝り、腰痛、動悸、胸焼け、腹部膨満感、便秘・下痢、性欲減退、全身のだるさ、疲労感、イライラ、不安感など挙げればキリがない。

「重要なのは、今が自律神経が乱れやすい季節だと意識し、より乱す要因になる生活習慣を改めること。自律神経を甘く見ていると、不調が不調を呼ぶ悪循環に陥り、長く体調不良を抱えることになりかねません」

■決まった時間に起きることも重要

 池谷院長が特にポイントとして挙げるのが、睡眠食事だ。

 まず睡眠は、「起きる時間を一定にする」。自律神経は、体内時計と相互関係にある。体内時計は毎朝、決まった時間に太陽の光を浴びることでリセットされる。週末に昼くらいまで寝る生活を送っていると、体内時計の乱れ、つまり自律神経の乱れにつながる。

「睡眠不足と感じたら、早めに就寝を。また、20分以内の昼寝なら夜の眠りに悪影響を与えません」

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