命に関わる病気リスク上昇 男性更年期障害はこんなに怖い

公開日: 更新日:

「前立腺がんの患者さんを手術すると、テストステロンが低い人の方が、病理組織学的悪性度が高い。がんが精嚢まで広がっていたり、がんを取りきれない断端陽性があったり、PSA再発(術後、再び前立腺がんが検知される)が見られます」

■日常生活の再建で男性ホルモン値改善

 日々のつらさを解消するだけでなく、命に関わる重大病対策のためにも、LOH症候群の知識を深めるべきだ。テストステロン減少の程度は個人差が大きいが、40歳以降で不調があるなら、LOH症候群も疑い、まずは医療機関を受診する。「日本Men’s Health医学会」のホームページなどで専門外来を探せる。

 また、テストステロン減少を抑制する生活への改善も不可欠だ。

「特にいいのが運動で、ウオーキングやジョギングなど、適切な運動は、テストステロンの数値を高めることが研究で証明されています。また、睡眠不足はテストステロンを減少させるので、十分に睡眠を取ってください」

 メタボ改善や体内の酸化ストレスを減少させる成分を含む機能性食品の開発も進められている。それらの利用で、結果的にテストステロン減少を抑制できる可能性がある。

 さらに、バイアグラなどのPDE5阻害薬の服用で、半年後にテストステロンの量が上昇したという研究結果もある。

 テストステロンのピークは20代。まだ若いと思っていても、気持ちの上だけかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  3. 3

    ラブホで愛人と休憩中にバスローブ姿でリモート報道対応 秋田県幹部職員のウソと大甘処分のワケ

  4. 4

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  5. 5

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  1. 6

    日本ハム新庄監督に「自分に甘く他人に厳しい」の特大ブーメラン! “お気持ち表明”も非難轟々

  2. 7

    働かない高市首相がお盆休み満喫…4日間「終日公邸」おこもり、いよいよ剥がれる“鉄の女”のメッキ

  3. 8

    高市首相がノー天気「物価高対策」X投稿で“赤っ恥” GDP3期プラスでも個人消費「低迷」の深刻度

  4. 9

    バツ印「日の丸」に批判殺到でも逮捕できない? 廃止一択“無理筋立法”国旗損壊罪法の限界露呈

  5. 10

    代表復帰の八村塁に過度な期待は禁物か “国際大会に弱いフィジカル”でパフォーマンス振るわず