水で絞ったタオルで拭くのはNG…よくあるコロナ対策の間違い

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスの感染経路の一つが、接触感染。ドアノブ、電気のスイッチ、手すり、電話の受話器、スマートフォン、机、椅子などにウイルスがいる場合、それを触った手で鼻や口、目などを触ると感染リスクが高まる。だから石鹸を使った手洗いが予防策として重要になるわけだが、家庭内感染防止のために併せて実施したいのが、掃除だ。

「感染防止清掃は、きれいにしてウイルスなどの微生物を殺すことが大切です」

 こう言うのは、病院などの感染防止の清掃指導を行う「アムテック」代表の矢部要氏(医療環境管理士)。よくあるのが、水で絞ったタオルでテーブルなどを拭くこと。ウイルスは死滅していないので、タオルによってウイルスが広がってしまう。そのタオルで別の場所を拭けば、ますます広がる。

 矢部氏は病院清掃の講習会をする時に、よく簡単なテストを出すと言う。それは、次のようなもの。

【問題】同じように汚れたまな板を、4つの洗い方で洗いました。

A.水洗い
B.中性洗剤

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」