著者のコラム一覧
徳江謙太鍼灸師

日本医学柔整鍼灸専門学校専任教員。鍼灸師・柔道整復師・介護支援専門員。

「経絡」とは? 体の内と外を結ぶルートで体中を走っている

公開日: 更新日:

 一方みなさんがお馴染みのツボというものもあります。

「大辞林」によれば「灸をすえ、また鍼を打って効果のある人体の定まった箇所。穴。経穴」「見込むところ。図星」といった説明が並びます。ちなみに「図星を突く」という場合の「ずぼし」は、この「ツボ」や「経絡」を描いた人体図を「図法師」と呼ぶことから派生したといわれています。

 ツボは、筋骨・神経や臓腑の不調が表れやすく、施術を行う上で目印のようになるもの。先の「経絡」に配属されるツボを「経穴」と呼び、反応点・診断点・治療点として特に重要視しています。

 現在このツボの国際標準化が進み、正式に361に及ぶツボが定められていますが、実際にはそれ以外にも効果があるツボは数多く存在しており、我々もまだ知らない・気づいていない未知のツボが体のどこかに存在する可能性は十分あると考えています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発