著者のコラム一覧
天野陽介日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員

日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員。北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部客員研究員も務める。日本伝統鍼灸学会、東亜医学協会、全日本鍼灸学会、日本医史学会、日本東洋医学会所属。

漢方や鍼灸は新型コロナなどの感染症にも効果があるのか

公開日: 更新日:

 漢方や鍼灸というと、「緩やかにじっくりと効く」「特に慢性病に効果がある」というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。確かにそのような面もありますが、実は急性症状や感染症にも十分効果を発揮します。

 実際、風邪をひいた時など、進んで鍼灸治療を受ける方がいますし、よく知られる漢方薬、葛根湯を飲まれる方も少なくありません。

 実はこの葛根湯は非常に昔から知られた処方薬。3世紀の中国で、疫病のさまざまな病態に対する薬物治療書として編まれた「傷寒論」という本があるのですが、この中でも登場します。書名にある「傷寒」とは、当時の中国で大流行した急性の発熱を伴う疫病を指しています。

 ちなみに総合感冒薬や咳止め、喘息の治療に広く使われている「エフェドリン」という薬がありますが、これなどは1885(明治18)年に日本の薬学者の長井長義(ながい・ながよし)が、世界で初めてこの葛根湯に含まれる麻黄から抽出し命名したものでした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世界陸上マラソンで金メダル谷口浩美さんは年金もらい、炊事洗濯の私生活。通学路の旗振り当番も日課に

  2. 2

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  3. 3

    地方での「高市効果」に限界か…東京・清瀬市長選で自民現職が共産候補に敗れる衝撃

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希は結果が伴わない“自己中”で「生き残り」に崖っぷち【31日ガーディアンズ戦に先発へ】

  5. 5

    高市首相の実像は「働かない×5」…就任当初から半日引きこもりで“国会サボタージュ”の自己中ぶり

  1. 6

    全国模試1位の長男が中学受験、結果は…“ゲッツ‼”ダンディ坂野さんに聞いた 子への接し方、協力の仕方

  2. 7

    Wソックス村上宗隆にメジャーOB&米メディアが衝撃予想 「1年目にいきなり放出」の信憑性

  3. 8

    高市人気の逆回転が始まった!“にわか1強”を崩す「予算審議」「イラン戦争」「自衛官侵入事件」の三重苦

  4. 9

    ケンカ別れした伊原監督から“まさかの誘い”も「何を今さら」と断った

  5. 10

    <第3回>力士とのセックスはクセになる!経験者が赤面吐露した驚愕の実態とは…