QOLを下げる「わき汗」…6月治療でひと夏を爽快に乗り切る 新承認の塗り薬は保険適用

公開日: 更新日:

「治療は、外用薬、ボツリヌス毒素の注射、重症例では薬の内服療法、さらに重症例では外科的切除や、交感神経の一部を切断する腹腔鏡下交感神経遮断術があります。最近開発された治療としては、非侵襲性のマイクロ波を用いたレーザー治療、抗コリン薬の外用薬があります」

 2020年に日本初の保険適用、そして今年製造販売が承認された外用薬はいずれも抗コリン薬になる。従来の外用薬は塩化アルミニウムを主成分とするもので、非保険適用。抗コリン薬という保険適用の外用薬が登場した意味は大きい。

「現在、原発性腋窩多汗症のアルゴリズム(診療手順)として、まずは外用薬である制汗剤(抗コリン薬、塩化アルミニウム)、効果が不十分ならボツリヌス毒素製剤、それでも効果が不十分なら内服抗コリン薬という案がまとめられ、日本皮膚科学会に提出されている段階です」

 繰り返しになるが、塩化アルミニウム外用薬以外、保険適用。ただし、ボツリヌス毒素は重度のみ保険適用だ。外用薬、ボツリヌス毒素、内服薬で効果がなければ、保険適用外のレーザー治療、手術、保険適用であるものの条件付きの腹腔鏡下交感神経遮断術という選択肢もある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松重豊がついに引退を示唆し2代目探しに言及…「孤独のグルメ」井之頭五郎を継ぐ有力候補者の実名続々!

  2. 2

    “激ヤバ”高市チルドレン門寛子議員が大炎上! 国会前ペンライトデモを「ごっこ遊び」と揶揄・嘲笑

  3. 3

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  4. 4

    「考える野球」に混乱と苛立ちが続く中、涙が出そうになった野村監督の声かけ

  5. 5

    やはり万博EVバスは現場でも悪評ふんぷんの“いわく付き”だった…販売元が負債57億円で再生法申請

  1. 6

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  2. 7

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 8

    巨人・坂本勇人「二軍落ち」のXデー…代打もムリで「そのまま引退」にも現実味

  4. 9

    赤沢経産相“ナフサ不安”の呆れた責任逃れ シンナー不足「目詰まり」「解消済み」に塗装業界は不信感

  5. 10

    楽天は“格安”、12球団監督の年俸はこうして決まる…出来高、日米待遇格差まで丸っと解説