小中学生の8.8%が該当 発達障害は「触覚過敏」に悩むケースも多い

公開日: 更新日:

発達障害と診断される人は年々増えていますが、原因は分かっていません。近年のSNSの発達によって、いろいろな人とのコミュニケーションが求められる環境になってきています。おそらく、多くの人とコミュニケーションを取る際に困難や問題が生じて、クリニックを受診し、発達障害の診断が下りる人が増えているのではないでしょうか」

 家族、友人、同僚、部下など身近なところに発達障害を抱えて苦しんでいる人がいてもおかしくない。だからこそ、周囲もしっかり理解したうえで、適切な対応が重要になる。

■衣類のタグや素材に気を配る

 中でも、無視できないのが「触覚過敏」の症状だ。和田氏らが発達障害の人を対象に行った「感覚」に対する調査で、特にASDの人は「触覚」の問題が最もつらい症状だと答える割合が、ADHDやLDに比べて多いことが分かったという。

「これまで、発達障害の人は聴覚が過敏であることはよく知られていました。実際、発達障害を持つ人のうち50%以上の人が、聴覚の問題を最もつらい症状と回答しています。しかし、ASDでは『服のタグが肌にあたりチクチクしてつらい』『人と握手したり触られるのが苦痛だ』と訴える人が多かったです。また水や粘土など、特定のものが苦手と答える人もいました。聴覚に加え、触覚についても適切に対応することが大切です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    Number_i「100億円プロジェクト」始動 矢沢永吉も壁にぶつかった世界進出がいよいよ現実に

  3. 3

    大和ハウスが「新築戸建て住宅」販売を都市圏に集約…もやは地方で売るのが難しくなった背景

  4. 4

    クレイジーケンバンド横山剣さん「五木寛之さんからいただいた歌詞は、すぐにメロディーが思い浮かびました」

  5. 5

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  1. 6

    巨人・戸郷翔征が試合ブチ壊し! 桑田真澄前二軍監督が去り、漂う「万策尽きた感」

  2. 7

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  3. 8

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  4. 9

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  5. 10

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです