若い糖尿病患者は「逆行性射精障害」に注意…男性不妊の原因に

公開日: 更新日:

「セックスの回数が多すぎると体に毒というのは、性行動が旺盛だとそのことばかりに熱中しすぎて日常生活がおざなりになったり、ホルモンのバランスが崩れる恐れがあるのを防ぐために言っているのであって、『何回以上精液を出すと体に悪い』というエビデンスがあるわけではありません。逆に中高年でも適度な頻度で精液を出すことは、筋肉や骨格づくりや決断力を促すなどの働きがある男性ホルモンのテストステロンの増加につながりますし、ストレス解消にもなります。高い射精頻度は前立腺がんの低下と関係するという報告もあります。そもそも逆行性射精障害は精液を体外に出さないとはいえ、射精はしているわけで、それは通常の射精と同じ。体力の温存につながるわけではありません」

■交感神経の切り替えがうまくいかずに起こる

 逆行性射精障害の原因は、逆流を防ぐために塞がるはずの膀胱の一部が開きっぱなしになるからで、脊椎損傷や前立腺や大腸など骨盤内の手術で神経が障害されたり、前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療に用いられる薬の副作用などとして現れる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々