健康にもいいと注目の夏のドリンク「クラウド・コーヒー」とは?
SNSで大ブレイクしている冷たい飲み物がクラウド・コーヒー。見た目も涼しげで「映える」だけでなく、健康にも良いと注目されています。
クラウド・コーヒーは、カフェラテのフォームミルクのようにふんわり泡立てられたコーヒーが、透明な液体の上に浮かんでいる二層構造です。コーヒー色の雲(クラウド)のようだからクラウド・コーヒーなわけですが、問題はその下の透明な液体。その正体はココナッツウォーターです。
ココナッツウォーターは日本ではあまりなじみがないかも知れませんが、アメリカでは20年ほど前に大ブレイクして以来、ボトル入りで広く売られ、水や清涼飲料水の代替商品としてすっかり定番になっています。ココナッツウォーターはカリウム、マグネシウムなどの電解質を含み、水よりも早く水分補給できること、コレステロールや血圧を下げる効果があること、また抗酸化作用でも知られています。ただしある程度の糖分が含まれるので、糖尿病の人や糖分摂取を控える必要のある人は注意が必要です。
クラウド・コーヒーのクラウドのレシピは様々ですが、基本はとてもシンプルです。エスプレッソまたはインスタントコーヒーに砂糖と好みのミルク(牛乳、オートミルク、ソイミルクなど)をミックスし、泡立てるだけ。それにバニラを加えたり、コーヒーシロップや生クリームを使う場合もあるようです。完成したクラウドを、透明なグラスに注いだココナッツウォーターの上に乗せたら完成。甘くてふんわりしたコーヒーの舌触りと、トロピカルなココナッツ・ウォーターの意外な組み合わせが新鮮な味わいです。