(2)国の制度下にないものは要注意…保健機能食品の中から選ぶ

公開日: 更新日:

 健康食品市場は約9000億円に達し、血圧、血糖、体脂肪、腸内環境、骨、認知機能、老化、睡眠ダイエット、男性機能改善、目やお腹の調子など、多くの人が気になる悩みを改善する商品がたくさん発売されている。注意したいのはそのなかに国の制度下にある「保健機能食品」以外に「怪しい健康食品」が混在していることだ。藤田医科大学名誉教授で一般社団法人日本食品安全協会代表理事でもある長村洋一鈴鹿医療科学大学客員教授が言う。

「保健機能食品とは、安全性と効果に関する国の基準に従うことで機能性表示が許されている食品です。個別商品ごとに国の審査が必要な『特定保健用食品(トクホ)』、審査はなく国が定めた基準量を順守さえすれば誰でも届けられる『栄養機能食品』、企業が臨床試験や文献レビューなど科学的根拠を示し消費者庁への届け出が必要な『機能性表示食品』の3種類があります。機能性の裏付けの強さからいえば、『トクホ』と、ビタミンやミネラルなどの『栄養機能食品』ですが、『機能性表示食品』もそれなりにしっかりしたものが多数あります」

 それ以外は長村教授の言う「怪しい健康食品」となる。大事なことは怪しい健康食品は単なる一般食品扱いとなるため、錠剤、カプセル、液状などの形状であってもその製造に関して安全性確保の義務は全くないことだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    戸郷が離脱、則本メッタ打ちで巨人が緊急補強へ…候補に挙がる「オリックス投手」の名前

  2. 2

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  3. 3

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 4

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  5. 5

    ベネズエラの剛腕マチャドが今オフ、オリックスとの契約満了で日米争奪戦に発展か

  1. 6

    小池栄子が一番の被害者? 佐藤二朗“ハラスメント騒動”に足引っ張られた「さよならノワール」の評価は上々

  2. 7

    高市首相が衆院集中審議に“出たくない”とブー垂れ…身内の自民国対「もう疲れ果てた…」ヘトヘトのお気の毒

  3. 8

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  4. 9

    白井球審への“侮辱行為”で退場した一部始終「何やおまえ、いい加減にしろよ!おまえも未熟なんだから…」

  5. 10

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も