著者のコラム一覧
栗原毅栗原クリニック東京・日本橋院長

栗原クリニック東京・日本橋院長。東京女子医科大学教授、慶応義塾大学大学院教授を歴任、2008年から現職。「血液サラサラ」の提唱者のひとりで、著書に「決定版!内臓脂肪を落とす名医のワザ」(宝島社)、「1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法」(日本文芸社)などがある。

(1)健康診断の検査値を見直しなさい…ALT20~30は「脂肪肝疑い」

公開日: 更新日:

 脂肪肝を放置したまま、約10年経過すると糖尿病につながっていく可能性大です。つまり、30代で脂肪肝になった人は40代で糖尿病になり、40代で脂肪肝になった人は50代で糖尿病になる可能性が高くなります。「糖尿病は肝臓病(脂肪肝)」であると私は以前から思っています。つまり、脂肪肝を改善しておけば糖尿病にはならない可能性が高いのです。

 脂肪肝の最大の原因が糖質の摂取過多です。脂っこいものやアルコールではありません。「ごはんの大盛りやお代わりをやめる」「昼のラーメンは3日に1回にする」、さらに守ってもらいたいことは、トウモロコシなどから作られた果糖ブドウ糖液糖がふんだんに入っている「甘いジュースやスポーツドリンクはなるべく飲まない」。

 また、早食い、ドカ食い、深酒などの習慣を見直してください。食べるにしても飲むにしても「ゆっくり味わいながら食べて飲む」を意識しておくだけでも肝臓に脂肪がたまるのを防ぐことにつながります。

 この連載を通じ、脂肪肝を正しく知り、正しく対処して、将来にわたって病気を寄せ付けない健康な体を手に入れていただけましたらうれしいかぎりです。

【連載】名医が指南 100年元気な肝臓の作り方

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