「カリウム」は心臓の正常な働きに深く関係している
いずれの研究も、あらためてカリウムと不整脈の深い関係を示しているといえます。
■食事で意識して摂取する
もっとも、これらの研究では心臓疾患がある患者さんが対象になっているように、一般的に健常者では、死亡リスクがあるような重篤な不整脈は起きにくいとされています。ですから、持病として心臓疾患を抱えているとか、家族性の不整脈疾患があるといった人などにカリウム異常が生じると、それが突然死や、症状のある心臓疾患につながるリスクが高くなると考えていいでしょう。
ただし、はっきりと「自分には心臓トラブルがある」と自覚している人は多くありません。
特に症状は出ていないから自分は健康だと思っていても、じつは心臓疾患を抱えていたり、その一歩手前の予備群に該当する、といった人がたくさんいるのが実情です。
ですから、心臓にトラブルを抱えている人はもちろん、そうした自覚のない人も含めて考えた場合、カリウム値を適正に維持したり、カリウムをきちんと摂取したほうが、不整脈の発症や不整脈による突然死を防げると言えるでしょう。


















