(4)災害関連死…高齢者の死因トップ「誤飲性肺炎」の防ぎ方
阪神・淡路大震災では、避難所で多くの高齢者が誤嚥性肺炎で亡くなり、災害関連死が一般に知られるようになりました。
この時の教訓を生かして、新潟地震や東日本大震災、熊本や能登半島地震では歯科医師、歯科衛生士が被災地に入り、口腔ケアや治療を行い、誤嚥性肺炎予防に努めるようになったそうです。
22年に創設されたJDAT(日本災害歯科支援チーム)は能登半島地震の際、水のタンクや歯科治療用ポータブルユニットを移動診療車に搭載して活動しました。
「被災地では自衛隊の協力で流し台の設置を行い、歯磨きなど口腔内の清潔を保つようにしてもらいました。将来の災害に備えて歯科医療キットを各歯科医院にそろえ、災害時の防災拠点にする取り組みも始めます。災害に強い歯科医療を目指すことが災害関連死の減少につながるのです」(高橋英登会長)=つづく
(医療ジャーナリスト・油井香代子)



















