著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

子どもの弱視(3)左右の目の度数に大きな差がある不同視弱視

公開日: 更新日:

 前回、弱視の治療は年齢が早ければ早いほど効果が出やすいというお話をしました。アイパッチでの治療も同じで、低年齢ほどアイパッチの使用時間や期間は短くなります。また、この治療で目標としている視力に到達したとしても、すぐにアイパッチの装着を中止できるものではありません。少しずつアイパッチの装着時間を短くしていき、様子を見る必要があります。視力が低下しないかを確認するためです。

 視力がいい方の目を隠して生活することになるので、とくに最初のうちは親御さんの見守りが必要ですが、子どもの順応力はすごいもので、次第にアイパッチをつけていても普通に生活を送れるようになります。 

 アイパッチを使用して視力の回復が見られたなら、医師の診断のもとで作成された処方箋を使ってメガネを作り、それを使用することとなります。良い視力を維持するためにも、メガネは使い続ける必要がありますが、ある程度の年齢からはコンタクトレンズで良い場合もあります。

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