世界が「高齢化の先輩」日本から学ぶこと…「100歳以上が10万人」が米国でも話題に
ではヨーロッパと比べるとどうでしょうか。北欧やオランダでは、日本以上に長期介護へ公的資金を投入しています。それにより、高額な介護費から個人や家族を守っています。また、日本が制度設計の参考にしたドイツには、プロの介護サービスと同時に家族介護を現金給付で支援するという、日本とは異なる仕組みがあります。
それでも各国が日本に注目する理由は、世界で最も高齢化が進んだ社会の1つで、全国的な介護保険を四半世紀以上運営してきた点にあります。これから世界が向き合わなければならない財政負担や、介護人材不足という次の課題も、日本が先に経験しているからです。
100歳まで生きる人が珍しくない社会をどう支えるのか。日本は決して完成したお手本ではありません。しかし世界に先駆けて、政府から介護現場、そして家庭の一人一人までが日々その答えを探している国として、今後さらに注目が集まりそうです。



















