NYは「全米トップクラスの長寿都市」だった…意外なその秘密とは?
もう1つ見逃せないのは、ニューヨーク市政府による強力な公衆衛生政策です。レストランでのトランス脂肪酸の全面禁止、全米最高水準のタバコ税の導入、ファストフード店でのカロリー表示の義務化など、健康を守るための規制を他都市に先駆けて導入してきました。
さらに、がん検診やワクチン接種の普及、薬物の過剰摂取を防ぐための対策など予防医療の充実にも力を入れています。アメリカは高額な医療費で知られていますが、ここでは、格安で治療が受けられる地域の市立病院やクリニックなどに巨額の予算を投じ、無保険の人でも緊急時は医療を受けられる環境が整っています。
こうした政策を支えるのは、富裕層や大企業からの豊富な税収と連邦や州からの医療財源です。それを惜しみなく社会保障や医療に投入する財政構造も、ニューヨークという全米トップクラスの長寿都市を支えていると考えられています。



















