心臓を守るために「ナッツ」や「果物」は毎日食べたほうがいいのか
まずは医療機関で検査や心臓ドックを受けて、心臓や血管の状態、血糖やコレステロールなどの数値を把握しましょう。そのうえで、不安がある項目に応じて生活習慣の改善や必要ならば投薬治療を行います。普段からこうした管理を実践していれば、無理して心臓に良いとされる食品をたくさん摂取したり、食生活を大幅に変えなくても問題ありません。
もちろん、日頃の管理に加え、心臓や血管に良いとされる食品を意識して摂取することはさらにプラスになるといえます。たとえばナッツで考えてみると、まずは血管の石灰化や動脈硬化の程度を検査できちんと把握します。そのうえで1日に食べる量を決めて1~3カ月くらい実践し、定期検査を受ける際にそれが良い結果につながったかどうかを確認するのです。ちなみに、米国のハーバード大学の研究では、1日25~30グラム程度のナッツを継続して食べると心筋梗塞や心血管疾患のリスク低下につながると報告されています。
健康に良いとされる食品を積極的に取って1次予防に取り組むのは、もちろん歓迎すべきことです。ただし、まずは自分にとっていまの健康を維持している要素や条件を把握し、それを崩さずに基盤として食品管理などの新たなエビデンスを上積みしていくことが、健康寿命の延長に貢献すると考えるべきでしょう。



















