(1)「キャベツの千切りを週2皿」で膵臓がんリスク4割減
21年のCancer Epidemiologyには、米ニューヨーク州のロズウェルパークがんセンターにおける膵臓がん患者183人と、同センターを受診したがんのない732人を対象とした食事に関する研究結果が掲載されました。
それによると、加熱していない生のアブラナ科野菜を週に1.5サービング以上食べていたグループは、0.5サービング以下のグループと比べて、膵臓がんのリスクが40%低下。サービングとは食事の量(提供量)を表す単位で、野菜の場合は1サービングが70グラム程度になります。つまり、1.5サービングは、105グラム以上になりますね。キャベツの千切りなら1皿50グラムほどなので、週に2皿食べれば届きます。大根おろし、カイワレ、ブロッコリースプラウトを添えるのも手軽です。
私が常々言っていることですが、「これだけ食べていれば・していれば、がんにならない」というものはありません。しかし、研究でがん予防との関連が示された食べ物は複数あり、それらを組み合わせることで、がん予防につながると考えています。アブラナ科野菜は種類がいろいろあり、一年を通じてスーパーで手に入れられるものが多い。ぜひ、生で食べる機会を意識して増やしてみてください。


















