自民・下村博文氏「裏金政倫審」出席を阻む“圧力”の正体か…岸田首相が静観の不気味

公開日: 更新日:

「志のある議員」がせっかく「出席したい」と名乗りを上げたのに…

 政倫審は委員の3分の1以上の「申し立てがあった場合」か、もしくは不当な疑惑を受けたとする「議員本人が申し出た場合」に開かれる。つまり、出席に意欲を見せている下村氏「本人」が申し出ればすぐに開かれても不思議ではないのに、なぜ、これほど時間がかかっているのか。

 さらに不思議なのは、衆院政倫審に真っ先に出席した岸田文雄首相(66)が“静観”していることだろう。なぜなら、岸田首相は自身が出席を決めた際、こう発言していたからだ。

「私自身が自民党総裁として政倫審に自ら出席し、マスコミオープンのもとで説明責任を果たさせていただきたいと考えた(略)政治の信頼回復に向けてぜひ、志のある議員に政倫審をはじめ、あらゆる場で説明責任を果たしてもらうことを期待している」

 総理総裁の姿にならって「志のある議員」がせっかく「出席したい」と名乗りを上げたのだから、岸田首相がやるべきことは「ぜひ、説明責任を果たしてほしい」として政倫審の開催を強く促すことではないのか。

 このため、SNS上ではこんな“憶測”が飛び交っている。

《下村氏の出席に歯止めを掛けているのは、実は岸田首相ではないのか》

《安倍派幹部から「下村氏を出すな。認めるな」とくぎを刺されている岸田首相の姿が想像できる》

 これ以上、政倫審の出席をめぐって長引くようであれば、下村氏は再び会見を開き、すべてを明らかにした方がいい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    赤沢経産相“ナフサ不安”の呆れた責任逃れ シンナー不足「目詰まり」「解消済み」に塗装業界は不信感

  2. 2

    足元ではコメ値下がりも新たな問題が…加工米が4万トン不足で日本酒業界もピンチ

  3. 3

    1ドル=160円にらむ円安進行に後手後手…日銀「4月利上げ後退」で庶民生活はジリ貧の一途

  4. 4

    ナフサ危機で中小メーカー4万社超「調達リスク」に悲鳴…高市政権は医療分野すら「優先配分ナシ」の塩対応

  5. 5

    やはり万博EVバスは現場でも悪評ふんぷんの“いわく付き”だった…販売元が負債57億円で再生法申請

  1. 6

    「インフレ加速」が高支持率に浮かれる高市政権のアキレス腱に…物価高もう一段の7月に危機到来

  2. 7

    石油備蓄に奇妙な“二重基準”…1日の消費量が日本政府は「176万バレル」で国際基準は「336万バレル」のナゼ

  3. 8

    「プーチン心停止で影武者代行」情報…訪中大失敗のストレス、ロ国内に広がる大統領5選は無理の空気

  4. 9

    迫るインバウンド激減の深刻…欧州客のキャンセル続出、原油高で航空券高騰、イラン戦闘長期化が追い打ち

  5. 10

    ホルムズ“二重封鎖”でも高市政権はバラマキ継続 ガソリン補助金10兆円突破確実で高まる財政破綻リスク

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    エゴイストのような「人間性」がアウト? ドジャース佐々木朗希にトレード説がくすぶり続ける根拠

  2. 2

    小室圭さん家族3人ショットを「ニューヨーク・ポスト」が報道 1億円以上の新居から居住先、子供の性別まで赤裸々に…

  3. 3

    和久田麻由子アナがフジとTBSではなく日テレを選んだワケ 今週からついに新報道番組に登場

  4. 4

    萩本欽一(5)「親父はカメラ屋、母親はご飯も炊けない四国のお姫さまだった」

  5. 5

    阪神・立石正広は“走り方”にさえ問題あり 3度目の故障を招いた根本原因を専門家が指摘

  1. 6

    小室圭さん&眞子さんの「第1子の性別」を特定 NYポスト紙報道の波紋と今後憂慮すべきこと

  2. 7

    元EXILE黒木啓司「脱税セレブ・宮崎麗果と離婚へ」報道に納得の声

  3. 8

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  4. 9

    元EXILE黒木啓司がLDHを離れたワケ…妻のド派手すぎるセレブ生活が遠因か

  5. 10

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声