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元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

“迷えるエース”南野拓実が断言「W杯前なんで言い訳はできない」

公開日: 更新日:

「代表に来た時の頭の切り替えは大丈夫。森保さんのチームでは4年やっていますし、W杯前なんで言い訳はできない」と南野は断言するが、複雑な状況を完璧にこなしつつ、代表でも結果を出すのはハードルが高い。

 そんな中、モナコでの出場時間が増えつつあるのは朗報だ。クレマン監督も「我々は欧州トップ5に入るハードなフィジカル強化をやっているので、タキも最初は疲労困憊でキツかった。でも週ごとに改善しているから状態はもっと良くなる」とランス戦後に前向きな見通しを話していた。

 勝負は11月23日の初戦ドイツ戦。大一番で何ができるか、なのだ。

 10年南アW杯の松井大輔(YS横浜)、18年ロシアW杯の乾貴士(清水)はケガによって「本番は難しい」と見られていた。完璧にフィットしたのは1週間前。そして大ブレークを果たした。

 南野も本大会に照準を合わせ、一発逆転を狙って一気に走り抜けてほしい。

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